このページはどちらかというとこれから学習を始める方や始めたばかりの方向けの情報です。
中級者は、社労士科目別学習法のページが参考になるかもしれません。
中級者であっても、もう一度初心に戻って学習したい方は、時間のある時に一読していただければ幸いです。
労働者の定義、使用者の定義等用語の定義を押さえ過去問題を中心に基本を押さえる必要があります。
また本試験では、単に過去問の再出題というより法律に沿って応用が必要な問題が出ます。
続きを読む "労働基準法" »本試験では、マニアックな問題が出て点が取りにくい科目です。
すべての科目に共通することですが、やはり過去問題中心に勉強を進めて下さい。
とにかく過去問から離れないことが大切です。
選択式で労基法から3問、安衛法から2問出題されます。
決して、あなどれない科目です。
続きを読む "労働安全衛生法" »労災は実は比較的勉強がし易い科目でもあります。
まず、過去問中心に勉強し、いくつかのポイントを押さえることは、他の科目と同じです。
とくに、労働基準監督署長が行う事務、給付基礎日額、業務災害・通勤災害の定義、保険給付と特別支給金の相違点、労災と他の制度との相違点、特別加入等についてです。
続きを読む "労働者災害補償保険法" »雇用保険は法律全体を完全に把握するのは、最初はかなり苦労する。
似たような用語がいりいろ出てくるので混乱しやすい。
とくに雇用継続給付のあたりになってくると、勉強しにくい。
続きを読む "雇用保険法" »徴収法は、最初に勉強したときは理解に苦しむかもしれない科目です。
ですが、この科目は、過去の問題がそのままの問題文で再出題されることが多いことから、合格するためには、得意科目にする必要があります。
続きを読む "労働保険徴収法" »労働に関する一般常識は、本試験で点が取りにくい科目で、得意な方はあまりいないかもしれない。
出題される法律の範囲も広く、時事問題や労働経済の数字が多く出題される。
勉強していたことが全くでないなんて年もあり、受験生泣かせの科目ではあるが、多くの受験生が苦手にしている科目であることを前提に勉強することが重要。
続きを読む "労働に関する一般常識" » 労働一般に比べると、本試験で点が取りやすい科目かもしれません。
ただ、年によってかなり当たりはずれがあります。
択一より選択式の方が怖い科目です。
最初は取り組みにくいですが、各法律の特徴を押さえ、また横断的に保険者・国庫負担・保険給付等を整理してください。
無理して覚えようとせずに、他の科目との違いを探し出していくと勉強になります。
健康保険は本試験で点が取りにくい科目で、難問が出題される年もある。
苦手にしている受験生も多い。
量が多いことに加えて、用語や数字が多く出てくるのも特徴。
とにかく全体像の理解や労災保険との比較して整理していくといい。
社会保険関連は横断整理をいかにできるかがポイントとなる。
早い段階から、横断整理をしておくと直前期に入ってから、実力が一気に伸びます。
年金は全体像を理解するのに、非常に時間がかかり、全体像が理解できないと、得点が難しい科目で、受験生泣かせの科目です。
だだ、試験的には、厚生年金に比べると国民年金の方が点が取り易い。
まず、年金の骨組みを理解し過去問を完全に解けるようにする。
勉強を進めてくると、必ず受験生がわからなくなる項目として合算対象期間がある。
ここにあまり時間を使うよりも、割り切って過去問の範囲内で理解し、他の障害年金や遺族年金の方に目を向けよう。
それから、実は年金は保険給付以外の通則的な所からの出題も多いので、早い段階で保険給付以外の部分を学習するといい。
年金で得点が安定しない方の多くは、保険給付以外の部分での取りこぼしが多いので注意したい。
10科目の中で、一番難解な科目である。
表面的な勉強の仕方では、まず点が取れない。
国民年金で理解した骨組みの上に厚生年金のしくみを乗せるように、しっかり勉強する。
通信教育であれば、テープを何度も聞いて教科書を何度も読んで揺るがない知識を身に付ける。
その上で、やはり過去問中心に理解を深めていく。
問題の語尾にも注意する。支給調整となるのか、併給されるのか。
最後まできちんと問題を読まないと、1点で涙を流す事になってしまう。
この科目だけは、心して取り組んで欲しい。
最後に、厚生年金は正答率が極端に低い問題が出題されるが、そのような問題は解けなくても全く気にする必要はない。
このページを最後まで読んでくれてありがとう。
これから受験しようとする方にとっては少しイメージがわかないかもしれません。
勉強を進めながらもう一度見直してみて下さい。
今はピンとこなくても、いつか役に立つときがくるかもしれません。
続きを読む "終わりに" »