労働に関する一般常識は、本試験で点が取りにくい科目で、得意な方はあまりいないかもしれない。
出題される法律の範囲も広く、時事問題や労働経済の数字が多く出題される。
勉強していたことが全くでないなんて年もあり、受験生泣かせの科目ではあるが、多くの受験生が苦手にしている科目であることを前提に勉強することが重要。
労働に関する一般常識に関しては、とにかく正答率が高くなるような基本事項で点を落とさなければOK。
周りに差をつける勉強ではなく、差をつけられない勉強をして下さい。
具体的には、まず労働法規・労務管理用語の基本を押さえる。
各法律の特徴をつかみ、過去問中心に勉強する。
またどの法律も義務規定なのか、努力規定なのかがポイントとなる。
男女雇用機会均等法は、項目において(例えば苦情の自主的解決・厚生労働大臣の指針等)、募集・採用が含まれるのかどうかというところも押さえる。
労働経済については、数字を全部暗記するのではなく傾向を押さえる。前年と比べて上がったか下がったか等である。
また完全失業率などの主な項目については、数字を押さえる必要がある。