試験勉強を続ける中で一番苦しいのはモチベーションを維持できなくなったときです。
直前期になると、これまで張り詰めていた気持ちが緩み、ふっと気が抜けてやる気がでなくなるのを多くの方が経験します。
私もその一人でした。
今思えば、気が抜けるのは、勉強の1つのターゲットとして夏の模試までに一通り仕上げることを目標に勉強していたからでした。
自分の中で一区切りついたという安心感があり、それが突然やる気がでない現象となって現れたのだと思います。
そんな時には思い切って1日勉強をやめて気分転換してみることをお勧めします。
毎日の勉強の繰り返しは実力がついてきたことを実感できる人以外には苦しいものです。
不思議なのですが、1日勉強をしないと次の日には何だか落ち着かなくなるものです。
そうなればまた勉強しようという気持ちになれます。
人によっては気持ちを持ち直すまでに2-3日掛かる人もいるでしょう。でもそのくらいなら気持ちを持ち直すのに時間をかけても大丈夫です。焦ることはありません。
まだ時間はあります。ここら辺で一息ついてリラックスし、本番へ向けてラストスパートして下さい。
8月に入ると、もう直ぐ本番というプレッシャーから気が抜ける暇もなくなるはずです。
今のうちにうまく気分転換してモチベーションを持ち直して下さい。
ラストスパート中は合格した自分の姿を具体的に頭に思い浮かべて下さい。
その姿を実現するために今努力しているのだという強い気持ちを持って本番まで取り組んで下さい。