みなさんもいくつかの模擬試験を受けることと思います。ここでは模擬試験の有効な活用方法について紹介します。
よく言われるように模試は復習しないと効果が薄いものです。
私は模試を最低3回解くことをお勧めします。
先ず1回は模試で全問題を解きます。2回目は間違えた問題だけをもう一度解きます。
そして3回目は、解説資料で全受験生の問題毎の正答率がフィードバックされますので、全受験生の50%以上が正解した問題をもう一度解きます。
これでその模試に出題された基本事項はほぼ押さえられるはずです。
このやり方だと模試の復習に時間を掛けずに一通りの内容を押さえることができます。
日々の勉強計画に模試の復習を組み込むことで効率よく勉強できるようにして下さい。
模試の復習では、科目毎に時間の取れる7月は日々の勉強計画で決めた科目のみを復習することをお勧めします。
その際は必ず解説を読み、基本テキストに戻って出題内容を再確認するようにして下さい。
また模試の問題には問題集で行っているように×印、△印をつけて下さい。試験直前に見直す時に役立ちます。
お盆休みから試験直前には毎回の模試全体を一気に見直して下さい。択一式試験対策で試験出題範囲全体を一通り総復習するのに模試は最適です。
何回分かの問題を解くことで基本事項を大まかに押さえることができるはずです。
この段階では時間の許す限り全問題を見直すのが良いのですが、そこまで時間を取れない方は問題毎の正答率50%以上のものを選んで見直して下さい。
正答率25%以上の問題まで手を広げられれば直前の見直しとしては十分でしょう。