歯科衛生士になるための資格は?
歯科衛生士になるには国家試験に合格する必要があります。
そして、その国家試験を受験するためには歯科衛生士養成機関を卒業することが必要です。
さらに、その歯科衛生士養成機関には2種類あります。
管轄省庁が二種類あるためで、ひとつは厚生労働省が指定した歯科衛生士養成所、もうひとつは文部科学省が指定した歯科衛生士学校です。
終了過程は養成機関によってばらつきガありますが、2年から3年のプログラムで夜間の設定があるところも多いようです。
就業科目は心理学から社会、生物、科学などの基本知識から、薬理学や解剖学、歯科臨床概論など多岐にわたります。
高齢者社会に対応すべく、介護実習などを取り入れている学校もあります。
どの学校もそれぞれ特徴をもって、独自のプログラムを組んだりしているので、就業年数や授業料だけでなく、学校見学をしたりカリキュラムを比べたりして自分に合った学校を探すことも大切になってきます。
卒業後の国家試験合格率は比較的高いので、良い養成学校を見つけることが、歯科衛生士の資格を取る上で非常に重要なポイント。
合格後の就職先も多く、歯科衛生士はこれからの時代になくてはならない将来性のある仕事といえるでしょう。