社会保険労務士試験、毎年1回8月に行われます。
試験科目は、大きく10科目に分類されます。(労働基準法・労働安全衛生法・労働者災害補償保険法・雇用保険法・労働保険徴収法・労働保険に関する一般常識・健康保険法・国民年金法・厚生年金法・社会保険に関する一般常識)
試験科目が非常に多いので、勉強を始めたばかりの方は何度も挫折しそうになります。
最初に勉強した科目の記憶が1週間もするとかなり無くなっています。
2科目目の勉強を終えた時には、ほとんど残っていないかもしれません。
この記憶との戦いは予想以上につらいです。
自分はもしかして頭が悪くなってしまったのでは?と不安になりますが、ほぼ全ての受験生が同じ経験をすることになりますので、心配する必要はありません。
試験形式は、午前中は選択式(40点満点)、午後は五肢択一式(70点満点)です。
採点はすべてマークシートで行われます。合計点で一定の得点をとる必要があるのはもちろんですが、各科目にそれぞれ基準点が設定されているのが特徴です。
この科目ごとの基準点を1科目でも下回ると合格できません。
この基準点に毎年何人もの方が悔し涙を流すことになります。
合格率は相対評価で年によって若干の変動はありますが、8%?9%程度で推移しています。
100人受験して8人ないし9人しか合格しないということは、非常に厳し試験です。
この数字を見て不安になる方もいるかもしれませんが心配する必要はありません。
最後まであきらめずに、正しい勉強法を実践すれば、結果的には上位8%?9%に入ります。