行政書士試験について
ここ数年、行政書士試験は合格率が低い水準で落ち着きつつあります。
行政書士試験においては、広範な知識が求めれれます。
相当の覚悟を持って行う必要があります。
中途半端な気持ちではおそらく年々かかっても行政書士試験に受かりません。
しかも、今後さらに難しくなっていく可能性もあります。
合格率の低下により実力者が滞留し、上位の層のレベルは相当高い水準での争いになります。
当サイトは、行政書士試験合格を目指す方を応援することを目的に
作成させていただきました。
今後内容を更に充実させていきたいと思います。
短期合格のためには受験指導校の利用も必要になってきます。
時間と予算を考慮しつつ、自分なりの学習プランを持つことが大切だと思います。
行政書士試験科目
<試験科目>
試験科目は大きく二つに分類されます。
1、行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法※及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、平成19年4月1日現在施行されている法令に関して出題されます。
2、行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
※商法については、会社法を含みます。
<出題形式>
試験は、筆記試験によって行われます。
具体的には、
法令科目
⇒ 憲法、民法、行政法、商法、基礎法学
一般知識
⇒ 政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
となっています。
記述式試験は民法と行政法のみの出題です。
行政書士試験には受験資格がありません。
よって、年齢、学歴、国籍等に関係なく、
だれでも受験することができる試験となっています。
行政書士試験の配点について
これから行政書士試験の勉強を始める方はもちろん、
すでに学習を開始されている方も含めて、
『行政書士試験の配点』については常に意識をするよう心がけて下さい。
実はこれは受験生時代、先輩の合格者に何度も言われたことです。
その当時は、あまりピンとこなかったのですが、
試験が近付くにつれてその意味がわかりました。
前置きが長くなりましたが、
行政書士試験の配点は下記のとおりです。
合格率の推移
行政書士試験は、他の国家試験と異なり、
絶対評価で合格判定がされます。
このため年によって合格率の変動が激しい試験です。
※実際には記述の採点基準を調整することによって、
ある程度調整はしているようですが、
それでも変動が激しいです。
平成15年度以降の試験では、
平成17年度が2.62%と最も低く、
平成24年度が9.19%と最も高くなっています。