訪問介護において求められるもの
ホームヘルパーは日本語では訪問介護人と呼ばれます。
文字通り、それぞれの高齢者のところを訪れて介護する人のことを意味します。
しかし、字面で解釈するのと実際に訪問介護を行うことの間には大きな違いがあります。
他人の家を訪れるわけだから当然のこととしてその家の流儀には従わなければなりませんし、相手のプライバシーにも気を使わなければなりません。
接客業などでも求められる「相手と同じ目線に立つ」という姿勢は、訪問介護においても同じように大切です。
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逆に言えば、そうした姿勢を貫くことが出来ればある程度までは新入りや技術的に未熟なホームヘルパーであっても高い評価を得ることが出来ると思います。
長年務めてきて経験のあるホームヘルパーであったとしても、相手を「世話してやっている」という傲慢な姿勢が(意識的・無意識的を問わず)透けてみえる訪問介護の場合、多くは両者の間に感情的なしこりを残すこととなります。
これは非常に残念なことです。
自分は「世話をしてあげている」のではなく、「生活していくために共に頑張っている」。この姿勢が訪問介護には求められると言えるかもしれません。