「滞在型」と「24時間巡回型」
ホームヘルパーの仕事は大きく二つに分けることが出来ます。
「滞在型」と「24時間巡回型」です。
「滞在型」の場合、介護する高齢者の家に文字通り滞在して、炊事や洗濯、身体介護などを行うというのがその主な仕事になります。
「24時間巡回型」と比較して、現時点では「滞在型」の方が求人は多いかもしれません。「24時間巡回型」は、採算の問題や人手の問題もあり、サービスを維持していくことが現実問題として、非常に難しい状況にあります。
介護求人ナビ
介護に関する求人情報を多数紹介
「24時間巡回型」とは、あまりいい表現ではないかもしれませんが、一種のパトロールのような仕事であると言うことができます。
一軒につき大体30分程度で高齢者の家を次々と見回り、おもつ交換や以上がないかどうか安否確認を行うというのが主な仕事になってきます。
滞在型に求められる仕事は身体介護・生活援助・相談や助言の三種類ありますが、なかなか講習で学んだ通りにはいかないという難しさがつきまといます。
どの家にも、そしてどの高齢者にもそれぞれの習慣や考え方があって、ホームヘルパーの側はそうした個々人の習慣や考え方を尊重しつつ、高齢者の生活を侵害しないようにサポートしなくてはなりません。
したがって、現場での様々な困難を経験することで一人前のホームヘルパーになれる、と言えるかもしれません。