社労士試験の範囲は膨大で、暗記だけで合格できるわけではありません。
にもかかわらず、とくに初期の頃は無理に暗記しようとします。
そして最終的には気がつきます。
無理に暗記してもすぐ忘れる、、、。
このことに早く気がつき、勉強方法について自分なりに考えるようになると、短期合格に結びつきやすいです。
ここで一つ注意していただきたいことは、決して覚えるということを否定しているわけではありません。
少なくとも、毎日必ず記憶の時間を確保するようにして下さい。
何か矛盾しているような気が、、、?
そんなことはないです。
理解もせずただ闇雲に、無理やり暗記することを否定しているのであって、きちんと理解したうえで、記憶をする作業を否定しているわけではないのです。
それともう一つ、理解する時間と理解したことを記憶する時間をしっかり区別して、勉強して欲しいと思います。
理解と記憶、両者は、車の両輪のようなものでどちらも大切です。
ただし、順番としては記憶から入るのではなく、理解から入るようにして下さい。
そして、理解したうえで、必ず理解したことを記憶する時間を確保して下さい。
とくに記憶力に自信がない方は毎日朝と夜5分でいいから記憶の時間を確保して欲しいと思います。
最後に、理解する時間と記憶する時間この両方のバランスを意識せずに、無理やり暗記するというのは、効果的ではありません。