固定資産売却益
次の事例について仕訳をして下さい。
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事務所新築に伴い、帳簿価格¥1,000,000の建物を¥1,250,000で売却し、代金は小切手にて受取った。
7/2
帳簿価格¥400,000の営業車1台が古くなったため、¥250,000で売却し、代金は現金で受取った。
日付 | 借 方 | 金 額 | 貸 方 | 金額 |
7/1 | 当座預金 | 1,250,000円 | 建物 固定資産売却益 | 1,000,000円 250,000円 |
7/2 | 固定資産売却損 現金 | 150,000円 250,000円 | 車両運搬具 | 400,000円 |
設問の解説
7/1
帳簿価格1,000,000円の建物を帳簿価格より高値で売却していますので、固定資産売却益を計上します。
固定資産売却益は収益なので貸方に計上します。
金額は、1,250,000-1,000,000=250,000円です。
7/2
帳簿価格より安い金額での売却になるため、差額の損失分を固定資産売却損として計上します。
金額は400,000-250,000=150,000円です。
固定資産売却損は費用なので借方に計上します。
※固定資産売却益又は売却損の計算は、先に売却益なのか売却損なのかを判断してから、差額を計算する方が時間を短縮できると思います。自分なりに早く正確に計算できる方法を試してみてください。