主な業務
ここでは、司法書士の主な業務を紹介します。
一つ一つの業務の範囲が広く、また奥が深いです。
1 不動産登記
2 商業登記
3 供託
4 成年後見
5 簡易裁判所での訴訟代理
6 上記に関連する法律相談
これから司法書士を目指す方は、このテーマが一番気になるかもしれません。
否定的な見方
(1)オンライン申請が導入される
⇒オンライン申請が導入されたことにっよって、誰でもインターネットから登記ができるような環境は整ってくると思います。
ただし、環境が整ったからといって登記を自分でやるかといったら結論としては、これまでと変わらない思います。
今まで司法書士に登記を頼んでいた方々が、窓口に行くのが大変だからというだけの理由で、登記を司法書士に頼んでいたかというと、そんなことはありえません。
オンライン申請が導入された影響を心配するよりもむしろチャンスと考えて下さい。
(2)弁護士の増加
弁護士の数が増加するとどうなるのでしょうか
⇒競争が激しくなる
⇒弁護士が登記業務に参入する
⇒司法書士業界の競争が悪化する
この点もそれほど心配いらないでしょう。
確かに、弁護士であれば司法書士業務を行うことも可能です。
しかし、できるからといって実際にやるかといえば、そんなことありません。
司法書士の勉強を始めればわかることですが、登記業務だけ見てもかなり奥が深いです。
また、登記はミスが許されません。
登記の重要性を肌で感じているのも弁護士です。
中途半端な知識で参入し、トラブルがあった場合に損害賠償がどれほどの金額になるか、よくわかっています。
力のある弁護士ほど、登記については司法書士に任せるというスタンスを取ると思います。
逆に弁護士に必要とされる司法書士を目指しましょう!