貸付金と借入金
次の事例についてA商店・B商店各々について、仕訳をして下さい。
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A商店はB商店に対して、現金¥1,000,000を期間3ヶ月、年利5%で貸し付けた。
満期日
B商店はA商店に対して、貸付金を利息とともに小切手を振り出して返済し、A商店は受取った小切手を当座預金とした。
A商店
日付 | 借 方 | 金 額 | 貸 方 | 金額 |
7/1 | 貸付金 | 1,000,000円 | 現金 | 1,000,000円 |
満期日 | 当座預金 | 1,012,500円 | 貸付金 受取利息 | 1,000,000円 12,500円 |
B商店
日付 | 借 方 | 金 額 | 貸 方 | 金額 |
7/1 | 現金 | 1,000,000円 | 借入金 | 1,000,000円 |
満期日 | 借入金 支払利息 | 1,000,000円 12,500円 | 当座預金 | 1,025,000円 |
設問の解説
利息=1,000,000×5%×3/12=12,500円
貸付金と借入金勘定のポイント
貸付金と借入金に関する仕訳です。
貸付金は資産ですので、貸付時に借方に計上し、返済されたときに貸方に計上します。
反対に、借入金は負債ですので、借り入れ時に貸方に計上し、返済時に借方に計上します。
支払利息は費用ですので借方に、受取利息は収益ですので貸方に計上します。